2015年1月5日月曜日

パラドックス13

今日は時間があったので二冊ほど本が読めました。

こっちは電車やフェリーでの移動時間に読んでました。





東野圭吾の『パラドックス13』です
13はサーティーンと読むようです。


3月13日13時13分13秒
一所轄刑事である久我冬樹は強盗殺人犯を捕らえようと
相手は銃を持っているにもかかわらず果敢に迫っていっていた。
そして撃たれたと思った瞬間、周辺の車が次々と衝突を始めた。
見るとどの車にも人は乗っていない。さっきまで追っていたはずの強盗犯も
忽然と姿を消していた。

調べてみると、どうやら東京中のほとんどの人が姿を消したようだった。
探していくうちに彼のほかにも13人の男女が残っていることがわかる。

人が消え、秩序の失われた東京を大地震や豪雨が襲う。
彼らのサバイバル生活はどのような結末を迎えるのか…?


という内容です。

極限状態の彼らの思考は見ていて面白いと思いました。
人のいなくなった世界の中で延々生きていくのか?
それともいつかは消えた人々は戻ってくるのか?
法も何も無くなった世界では何が善なのか?何が悪なのか?

また、彼らのサバイバルに対する姿勢
食料をいかにして探すのか。病気をどうするか。
繰り返し起こる災害にどう対処するのか。

そして明かされるその現象の正体とは?

といってもかなりSFチックな結末でしたが。


こんな内容の詰まった長編でした。
フェリーを降りた後読み終わってなかったので急いで帰りましたね。
はやく続きが読みたかったので。

読み始めると止まらなくなるような話でした。皆さんも、是非。

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